指導ノウハウ

子どもはハッカソンで成長する!プログラミングで子どもの成長を見るならコレ!

子ども・小学生を対象に習いごととしてのプログラミング教室が増えてきています。その一方でプログラミング教育の事業者、子どもを通わせる親御さんは「プログラミングで子どもがどう成長するの?」と思う方もいるのではないでしょうか?

スイミングや英語など他の一般的な習いごと教室と比べて割高でもあるため、
親御さんも「子どもが楽しそうに通っているから…」という理由だけでは通わせ続けにくいでしょう。

そこで本記事では、子どもの成長が見える方法としての「ハッカソンイベント」をご紹介します。

※ハッカソンとは、Hack(ハック)とMarathon(マラソン)を合わせた造語。短期間でアイデア出し、製品作成、発表を行うイベントのことであり、主にIT分野・起業の分野において使われています。

プログラミング技能を身につけた?でも成果が見えにくい

プログラミングを使った作品を親御さんに見せることで、何か作れるようになったという技能面の成長を見せることはできるでしょう。

例えオリジナルゲームやテキストを真似た作品を作ったとしても、親として子どもが成長してる!とは思えないかもしれません。

iPhoneアプリなどをつくっている場合は例外ですが、ビジュアルプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」から学んでいる場合はそう思われる方も多いのではと思います。

「ハッカソン」はプログラミング技能の発表会。〜具体的な手順について〜 

そこで今回は子どもの成長が実感出来る場として、「ハッカソン」を紹介していきます。「ハッカソン」はチームに別れて、アイデアを出し、企画書の作成、作品の制作から発表までを1日で行う発表会のようなもの。

プログラミングを学べば、自身の意欲や社会問題を解決する能力が身につくということを子どもと親の双方が実感できます。

実際にテックプログレスが実施した子ども向けハッカソンの事例を元に、ハッカソンの中身を紹介したいと思います。

①チーム編成

子ども向けハッカソン チーム構成

ハッカソンはチームで実施しますので、まずはチームを編成します。3人1チームとなるように学年・性別を振り分けます。出来上がったチームは初めて出会う人同士、年齢も性別もバラバラであることが多いため、仲良くするための時間である「アイスブレーキング」を行います。アイスブレーキングを通して、協力・意見の出し合い・役割分担について学ぶこと、団結力と親睦を深めることから始めていくところからハッカソンはスタートします。

②アイデア出し

アイデア出し

チームで考えたアイデアをスタッフに見せる子どもたち。本当にこのアイデア・企画書で制作ができるのか?をチェックしていきます。

与えられたテーマに沿って、制作する作品のアイデアを考えていきます。出したアイデアは企画書に落としこんでいきます。
テーマ設定は「身の回りの生活をより良くするプロダクト(製品)」,「身の回りのムダ(手間)をなくすプロダクト(製品)」など、こどもたちでも発想しやすいテーマを設定することが大切です。

普段ゲーム・アニメーションといった作品をつくることが多いため、プログラミングが社会的な問題や身の回りの課題を解決できるツールである、ということを体感してもらいたいと思い、このようなテーマ設定にしています。

③制作タイム

チーム制作

企画書に記載した通りに、作品の制作に取り掛かります。スキルレベルに関係なく、チーム全員が積極的に意見・アイデアを出し合い、
限られた時間内でゲームを作っていきます。また「一人で作る」のではなく、デザイナー・プログラマー・リーダー(ディレクターのような役割)と役割を分担して、一つの作品を作り上げていきます。

④発表

アイデア発表

最後に作った作品を発表。実際に作品をみんなの前で動かし、特徴や工夫した点などを発表します。

最後に参加者や親御さんの前で発表を行います。作品のテーマや概要、工夫した点・大変だった点など、制作した作品を様々な側面から発表していきます。プログラミングは基本一人で行うため、「人に伝える」「コミュニケーションをとる」シーンが限られてきます。そこで作った作品をしっかりと発表する場を設けることで、自分の創意工夫を他人に伝える「プレゼンテーション能力」や「コミュニケーション能力」を身につけることを意図して、発表の場を設けています。

まとめ 子ども向けハッカソンにはこんな効果がある!

いかがでしたでしょうか?「考える・創る・伝える」をたった一日でやってしまうのがハッカソン。これなら子どもがどのくらい成長しているのか、親御さんはもちろん子ども自身も実感しやすいですよね。他にもハッカソンには次のような効果があります。

  • チームで作品を作るため、チームワークやコミュニケーション能力が身につく
  • 身近な生活に潜む課題に目を向けることで、問題発見能力を養う
  • 発表会を通してプレゼンテーション能力が身につく
  • 他のチームと競い合うことで制作へのモチベーションがあがる
  • ハッカソンイベントは「考える・創る・伝える」経験が満遍なく盛り込まれている点が大きな特徴です。
    こども向けプログラミング教室といえば「ゲームやアニメーションの制作」というイメージが強いかもしれません。しかし社会性の高いテーマを設定したハッカソンを開催することで、高度な教育効果を生み出す場も作り出すことができます。子どもにプログラミングを教えるなら、ぜひハッカソンもセットでやってみてはいかがでしょうか?

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